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川崎市麻生区細山
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鳥居横のユーモラスな狛犬
撮影:平成28年10月14日 |
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細山神明社(ほそやま・しんめいしゃ)・
川崎市麻生区細山
細山神明社を参拝して、吃驚することは、神社の神域・聖域である象徴の「鳥居」が高い位置にあり、社殿が石段を降りたところにあることです。 一般の神社は坂を登って社殿を拝するのが常であるが、細山神明社は坂を降りて参拝すので人呼んで「逆さ大門」と
いわれています。
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社殿は鳥居から石段を下ったところ・逆さ大門(さかさだいもん) 写真をクリックで大きくなります。
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細山神明社
鎮座地: 川崎市麻生区細山二丁目六番一号
主祭神: 天照大神(あまてらすおおかみ) |
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祭神(相殿):
倉稲魂神(うかのみたまのかみ)
児屋根命(こやねのみこと)
五十猛命(いたけるのみこと)
猿田彦命(さるたひこのみこと)
合祀・合併神社:
稲荷神社(北谷) 杉山社(南田)
秋葉社(大久保) 春日社(向原)
杉山社(金程)
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細山神明社・例祭日
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元旦祭 |
一月一日 |
夜宮 |
九月二十三日 |
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お庭草 |
七月十五日 |
例大祭 |
九月二十四日 |
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風祭 |
九月一日 |
七五三 |
十一月十五日 |
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細山神明社・縁起
細山神明社、鳥居の横にある案内板には次のように書かれています。
細山神明社の縁起(逆大門の由来)
わが郷土の鎮守様、神明社のひらかれたのは、言伝によれば源頼朝が鎌倉幕府(1,192年)をひらいたころといわれています。
初めは、社を東の方に向けて建てたところが、一夜にして社殿が西向けになって居り村人が驚いて東向きに直すと、又 一夜にして西向きになっている。 こんな事が三度もあって村人が不思議に思っていたある夜、名主の夢枕に神様がおたちになり:
「この神明社は細山村の東の端にある、東を向いて社を建ててしまっては大事なわが細山村に背を向けてしまいお前たちを守ることが出来ない。 これを西向きにして村全体が見えるようにすればいつも氏子を守っていられる。又西の方はるか伊勢の皇大神宮の方を向いている事が出来ることのため大門が逆さにあるのは一向にかまわぬ」
とお告げがあった。
名主は夢からさめると早速、村人を集め お告げのように西向きのまま神明社を鎮守として祭ったという。一般の神社は坂を登って社殿を拝するのが常であるが、当社は坂を降りて参拝すrんじょで人呼んで「逆さ大門」というのである。
かつて境内には参拝すると乳が出るという瘤のついた大榊があった
また拝殿には多数の絵馬があり、とくに眼病平癒の向いめ絵馬、下(しも)の病や腫物(はれもの)のため願をかけた 蛤の絵馬などが霊験のありがたさを物語っている。
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細山神明社・石段を降りて社殿をみると
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社殿から鳥居(上の位置)を見る
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細山神明社・ユーモラス狛犬
細山神明社の狛犬を見ていると、何故か「笑い」がもれてきます。 とてもユーモラスなのです。 つまり「笑い」は幸運を呼び、健康に必要なナチュラルキラー細胞(NK細胞)を活性化するもの「笑い」といわれています。 なにか関係がありそうです。
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細山神明社・ご神木
細山神明社の境内には、立派な楠木、黒松、杉の木があり、細山地区の「杜(もり)」として、人々の憩いの場ともなっています。
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細山神明社・庚申塚
細山神明社の社殿の横に遠慮しながらのようにある「庚申塚」。 一説では江戸時代中期の宝暦時代に作られたといわれている庚申塚です。 顔の表面が欠けてよくわからなくなっているので、時代を感じさせてくれます。
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細山神明社・境内の庚申塚
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二枚橋(にまいばし) nimai
細山神明社のすぐ近くに流れている小さな川「五反田川」。 ここにかかっている橋が義経と弁慶を表した由緒ある「にまいばし」があります。 義経の話は川崎市麻生区の地元にはいろいろ残っています。 その中でも、麻生区古沢地区には「九郎明神社」があり、義経がご祭神となり崇敬されています。
二枚橋(にまいばし)の欄干にある義経(馬上)と弁慶
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小さな川・五反田川 |
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二枚橋・欄干の全景 |
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二枚橋・にまいばしの由来
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治承4年(1180)の秋、源頼朝が平家を滅ぼそうと旗揚げをした折に、弟の義経が奥州の平泉から弁慶や伊勢の三郎・駿河の次郎たちを従えてかけつける途中ここを通りかかり当時の橋が粗末なものであったので、弁慶たちが馬も通れる橋に造りなおした。その橋は丸太を並べた上に土を盛ってあり、横から見るとのし餅を二枚重ねたように見えるので二枚橋と名付けられた、といういい伝えが残っている。
(高石町会)
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二枚橋の看板 |
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細山神明社へのアクセス
小田急線・読売ランド駅下車、徒歩でおおよそ15分です。
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川崎市・麻生区(百合丘、新百合ヶ丘、柿生地区)ならびに近郊の神社
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ウェブページ作成平成28年10月17日
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