鞍馬山といえば、やはり天狗様です。
鞍馬山の大天狗は天狗の総元締め!!
日本全国各地の霊山、例えば「比叡山」、「飯綱山」、「白峰山」、「大山」、「彦山」、「愛宕山」等々には決まって天狗伝承があります。
この天狗様にはいろいろな階層もつけられています。
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大天狗
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小天狗
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烏天狗(からす・てんぐ)
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木の葉天狗(このは・てんぐ)
なかでも、ここ鞍馬山の「大天狗」は【僧正坊】と呼ばれ日本各地の天狗様の「総元締め」として、また僧正が谷は総本山ともいえる場所として語り継がれています。
天狗は古くから「山岳信仰」とかかわりがあり、修験者が守護神として祀っていたが、中世以降山伏の堕落もあり天狗を妖怪な「魔物」とみなす風習もうまれるなど、時代ともに姿やイメージも変遷してきました。
天狗とは「精霊」のこと
おかちゃんが鞍馬山で感じたことは、自然の宇宙エネルギーが燦々と降り注いでいる「不思議空間」であるということでした。
ということは、本来の天狗とは、このエネルギーの高い山に宿っている「精霊」のことではないかと思います。 「精霊」は普通の人の目には見えない神秘的な存在であります。
しかし波動の高い繊細な人には「天狗様」を見ることが出来るはずです?!
総本山鞍馬寺
〒601-1111
京都市左京区鞍馬本町1074
「宝亀元年、正月四日の夢に、山城国北方にあたりて高山あり、殊勝の霊地なり」
奈良・唐招提寺の開祖、鑑真和上(687~763)の高弟であった「鑑禎(がんてい)上人」は、宝亀元年(西暦770年)の正月に上記のような霊夢のお告げにより、山城国の北方に霊山の存在を覚知、さっそくその山を探し当てたところ、それが鞍馬山でした。
そもそも鞍馬山には、「650万年もの昔、地球人類救済のために金星から遣わされた、宇宙神霊〈サナート・クマラ〉がこの鞍馬の地に降り立ち、精妙なる人類救済・大調和の波動を常に発信し続けている」との言い伝えがありました。
宇宙神霊〈サナート・クマラ〉は〈魔王尊〉とも呼ばれていますが、高次の意識体であるため、具体的な形はあってなきが如し。ある時はその姿16歳の青年の姿、ある時は光り輝く光明体など千差万別です。
その宝亀元年のある日、鑑禎上人の前にサナート・クマラは「毘沙門天」の姿として太陽の中から燦然と現れました。そこで、鞍馬山に地球・大地の精霊として〈大魔王尊〉を、また太陽の精霊として〈毘沙門天〉が祀られるようになりました。
さらにその約20年後の延歴年間、藤原伊勢人という観音信仰に篤い人物が、どこか霊地に観音堂を建て祀りたいと日々念じていました。そんなある日の夜「北方に(観音を祀るのにふさわしい)霊地あり」との夢のお告げ。
探し求めてみれば、それが鞍馬山。そこで、さっそく鞍馬山に馳せ参じてみたものの、鞍馬山にはすでに〈毘沙門天〉と〈魔王尊〉が祀ってあったため、藤原伊勢人は呆然自失。そんな所に観音様をお祀りするわけにはいかない・・・。ところがその夜、天から無邪気な童(わらべ)がやってきて伊勢人に耳打ち。「あのさぁ、毘沙門と観音とはねぇ、ちょうど般若と法華のように、名前が違うだけで、本質は同じなんだよーん!」・・・実はその童の正体はサナート・クマラだったのですが、そのひとことで安心した伊勢人は、月輪の精霊の宿る「慈悲の観音」の像を鞍馬寺に奉納。
愛を月輪の精霊【千手観世音菩薩】、光を太陽の精霊【毘沙門天王】、力を大地の霊王【護法魔王尊】として、この三身を一体として「尊天」と称します。
これは「月のように美しく」、「太陽のように暖かく」、「大地のように力強く」と祈り、「すべては尊天にてまします」とお唱えするのです。 つまり尊天とは「宇宙の大霊であり大光明、大活動体」であり、私たち人間をはじめ万物を生かし存在させてくださる宇宙生命・宇宙エネルギーであって、そのはたらきは愛と光と力となって現れる。
これは言葉こそ違うのですが、シルバーバーチが再三言っている「The Great White Spirit」のことだなぁーと思うのです。
鞍馬山は大自然の宝庫
鞍馬山は心身共に安らぐことの出来る大自然の宝庫です。 平成17年10月13日におかちゃんは鞍馬山を訪れました。 10月とは思えないほど京都市内は温度が上がり28℃。 しかし、ここ鞍馬山は不思議な静寂と霊気が漂っていました。
自然のすべてが生きている、そして我々に語りかけてくれる。 そんな感じをもちました。
鞍馬山、由岐神社から本殿金堂にいたる山道にて。
標高約390メーター
鞍馬山で見つけた「お化けケヤキ」 樹齢は分りません。
鞍馬山で出会った物
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鬼一法眼社(きいちほんげん)
鬼一法眼は牛若丸に「六韜三略」(ろくとう・さんりゃく)の兵法を授けた武芸の達人と言われる。 武道の上達を祈願するにはもってこいの神社です。
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鬼一法眼社の横にある 「みそぎ修行用の滝」。
訪れた10月は滝に落ちる水量はわずかでしたが、「みそぎ」としては 効き目がありそうです。
その高さは約15メータ。
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由岐神社(ゆきじんじゃ)
御祭伸: 大己貴命、少彦名命
この二柱の神は共に、天上神である皇孫に国土の統治権を献上された。
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由岐神社(ゆきじんじゃ)
国譲りの大業をなしとげられたところから、事業の守護神と仰ぎ、苦境に至ったとき、勇気と進取の神助を授け給い、また国土経営の神であるところから、会社経営の隆昌を祈念し、衣、食、住の守護、諸災解除、病気平癒、商売繁盛、家内安全、厄除開運、交通安全、家運隆昌、無病息災等々にご利益があるといわれる。、
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上の写真、左側にあるのは「天狗みくじ」400円。 おかちゃんも、ためしに天狗様を引いてみましたら「大吉」でした。
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大杉社
別名、願掛け杉ともいわれています |
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樹高: 53メータ
樹齢: 6~8百年、京都市天然記念物 |
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⇒ レイキの伝授ご希望の方
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鞍馬山と義経
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義経は幼年期「牛若」として出家して僧侶になるために、10年間母親と若れこの鞍馬の山で、己を磨くことに専念しました。
遠く離れた母親にかわり、鞍馬山の魔王尊に力をそそがれていった。 ここで後年有名な八島での源平合戦での「八艘跳び」なども鞍馬山での修行の成果である。
また、今の時代も「義経」はミクロの意識体となって鞍馬山に存在していると言われています。
九郎判官源義経として京都から北方の国に逃れた経路で立ち寄ったといわれる、現在の神奈川県川崎市にある『九郎明神社』はいまでも地元の人々によってひっそりと守られている。
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